東京というふるさとで、じぶんらしく自然体にくらす

「普段のくらしの中でも こういうところに 目がいってしまう。」

東京というふるさとで、じぶんらしく自然体にくらす

東京都立川

このくらしの主
タンショウ アリサさん(29歳)

東京都出身。大学在学中にカメラに目覚め、大学卒業後大手フォトスタジオに入社。現在は転職し、自然光でのファミリーフォトを中心とするフォトスタジオでカメラマンとして勤務している。
撮影時期:2019年4月

朝起きて、7時半過ぎに電車で仕事場に向かう。

最寄り駅は青梅線の駅で、通勤通学時間帯で座れはしないものの、都心の満員電車ほど混んでもいない。でも電車通勤はあまり好きではない。

 

 

いつも自然光がきれいに降り注ぐ、お気に入りの場所

8時、仕事場のある国分寺駅に到着。

国分寺の駅は、わりと新しくて、商業施設などもあり便利。いつも通るこの場所は、窓がちょうど良いところにあって、いつも自然光がきれいに降り注ぐ、お気に入りの場所。

光を扱うカメラマンという職業なので、普段のくらしの中でもこういうところに目がいってしまう。

 

 

駅の中にあるパン屋さんで朝食を調達してから、仕事場に向かう。
国分寺は中央線の文教エリアでもあるので、朝は学生も多く、にぎわいもある。

 

 

まずは仕事場の掃除をした後、デスクで朝食を食べる

駅から徒歩15分くらいで仕事場であるフォトスタジオに到着。

まずは仕事場の掃除をした後、デスクで朝食を食べる。個人用のデスクはなく、スタッフ共有用のデスクになっている。撮影した写真の編集用と事務作業用のパソコンがあり、スタッフ全員で使っている。

 

 

たくさんの表情を引き出し、撮影していく

9時前、最初の撮影が始まる。

勤めているフォトスタジオはファミリーなどの写真を主に撮影するスタジオ。カメラマンとスタイリングなどを行うコーディネーターの2人1組で対応する。撮影、画像編集、撮影した画像のスライドショーが1セットとなっていて、トータル2時間くらいで行う。

子供たちが楽しく撮影できるように、コーディネーターが一緒に遊びながらたくさんの表情を引き出し、撮影していく。

 

 

「モノ」よりも「コト」の提供

このスタジオは照明を使わず、自然光のみで撮影している。

ほかにも、逆光を敢えて使ってふんわりした感じに仕上げるなど、今ではハウススタジオのファミリーフォトで行われている手法を始めたのはこのスタジオを運営する会社で、なによりもスタジオに来るご家族との関係を一番に考え、お客様に心から接していくというモットーがある。

もちろん写真の質で勝負をするが、「モノ」よりも「コト」の提供を目指している部分に共感している。

ちなみに内装はスタッフがDIYで作っていて、撮影の合間にインテリアを買い足しに行ったりもする。

 

 

このお弁当は夫のお手製

お昼、お弁当で昼食。

このお弁当は夫のお手製。朝の撮影が1組終わったところでお昼休みになるが、昼食は基本的に予約客の対応などを行いながらになるので、外には食べに出ず、デスクでお弁当や買ってきたものを食べることが多い。

 

 

17時、仕事が終わり、家に向かう。

たまに同僚と一緒に飲んで帰ることもあるが、基本的には家にそのまま帰ってご飯を食べる。国分寺駅近くのスーパーで食材を買って帰ることもある。

 

 

家の最寄り駅の八百屋さん。
野菜や果物がいろいろとあって美味しいので、平日帰りはよく立ち寄って買い物をする。

 

 

NETFLIXを見ながら晩ご飯

NETFLIXを見ながら晩ご飯。

この日は夫と一緒にご飯を食べられたが、プロのトロンボーン奏者である夫は仕事柄不規則なので一緒に食べられない日もしばしば。

 

 

休みの日、友達と二人で山梨に桜を見に行った

休みの日、友達と二人で山梨に桜を見に行った。

地元も今の家も立川周辺にあって、休みの日には山梨方面へ遊びに行くことが多い。車はいまのところもっていないが、実家が近いので、いつも実家で車を貸してもらう。

 

 

笛吹市の公園の桜は満開を迎えていて、とてもきれいだった。

一緒に行った友達は高校の同級生。高校の時の友達はいまだに仲が良くて、よく集まって遊んでいる。東京以外の地方であれば、みんな上京したりして頻繁に集まれないと思うが、東京が地元ということもあって集まりやすいのかもしれない。

 

 

立川にある昭和記念公園はよく行く場所で、近所の公園的な存在

別の休みの日、旦那さんと昭和記念公園へ。
立川にある昭和記念公園はよく行く場所で、近所の公園的な存在。ここでも桜が満開だった。

 

 

自然光が入って好きな場所

ここは家の一画。
すのこベットを利用して小上がりにしているスペースで、右側には夫がトロンボーンの練習をするための防音スペースをがある。自然光が入って好きな場所。

 

(聞き手:カトウ ミワコ)

 

住み心地の良いこの場所を拠点としながら、スタジオに勤めつつ、フリーでもカメラマンとしての幅を広げていきたい。