定住をしない、旅のようなくらし

「カエルが 出迎えてくれた」

定住をしない、旅のようなくらし

岐阜県中津川

このくらしの主
カナコさん(28歳)

福島県出身・岐阜県在住。大学入学を機に上京、卒業後は都心のシェアハウスにくらしながら、証券会社に勤務。その後、結婚して今は岐阜県に在住。ゲストハウスのスタッフとして働きながら、海外移住を模索中。
好きなことは、海外で小物を購入し、リビングに飾ること。アイドルを通して日本全国のファンと交流すること。
撮影時期:2018年9月~10月

朝7時に起床、夫と朝ごはんを一緒に食べる

朝7時に起床、夫と朝ごはんを一緒に食べる。

夫は仕事柄、勤務時間が不規則で、泊まりの時もあるので、日によっては一人で朝ごはんを食べるときもある。

 

 

夫がこの下り坂をすごいスピードで下っていく

9時前、夫を見送る。

夫は、駅まで5㎞ほどの道を電動自転車で通う。夫がこの下り坂をすごいスピードで下っていくのが、いつみても面白い。

 

 

晴れた日には、百名山のひとつである恵那山がみえる

夫を見送ると、お昼すぎまでは、自分の時間。

この窓から見える景色が好きで、晴れた日には、百名山のひとつである恵那山がみえる。ちょうど稲刈りの時期で、窓から見ていた稲が無くなっていた。

この日は、天気がよかったので、ふとんを干した。

 

 

それと、最近は断捨離にはまっていて、時間があると家のなかを片付けまくっている。
増えすぎてしまった物ひとつひとつと向き合い、片を付けていきたい。

 

 

東京に住んでいたころの通勤の風景とは全然ちがう

13時頃、仕事に向かう。

仕事先は隣の長野県にある南木曽のゲストハウスで、車でだいたい40分ほどの道のり。14時から21時までそのゲストハウスのスタッフをしている。

車で向かう途中は、英会話のポッドキャストを聞いたり、好きな音楽をかけて歌ったりする。

写真の右側は、ダム湖で秋になると紅葉してお気に入りの風景。やはり東京に住んでいたころの通勤の風景とは全然ちがう。

 

 

16時頃、ゲストハウスの宿泊客を最寄駅に迎えに行く。

ゲストハウスは山の中にあるため、自分が駅までの送迎を担当している。海外からのゲストが多いので、英語を使うのが日常的。いろんな国の人と出会えるので楽しい。

 

 

この日も我が物顔で車に乗っていた

ゲストハウスには猫と犬がいる。
猫はよく私の車の上で寝ていることが多く、この日も我が物顔で車に乗っていた。

 

 

カエルが出迎えてくれた

夜10時頃、仕事を終えて家に帰ると、カエルが出迎えてくれた。
周囲が田んぼなので夏は窓を開けていると家の中に入ってくることもあって、寝ていたらなぜか手の中にいたこともある。

 

 

テレビゲームをすることもしばしば

仕事から帰宅後に夕食の準備。
遅めの夕食を夫と二人で食べる。お酒を一緒に飲みながら、テレビゲームをすることもしばしば。

 

 

住んでいる中津川では資源ごみの収集は月1回。
燃えるごみは都会と同じ週2回なのに、なぜか資源ごみは収集頻度が少ない。毎週この写真のように山のようになる。月1回の回収では収まらないので、ペットボトルなどは溜まったらスーパーの回収箱に出しに行くことが多い。

 

 

休みの日は近くの街や山などに出かけることが多い

休みの日は近くの街や山などに出かけることが多い。

この日は夫と自転車で中津川に出かけた。このあたりは中津川宿といわれる古い宿場町で、酒蔵などがあって楽しめる。蔵開きの日だったので、たくさん飲んで夫婦二人で酔って帰った。

 

 

謎のお土産を持って帰ってきた

夕方になると旦那が一人で散歩に行く。

この日は拾ってきた花と木の実(キウイらしい)を組み合わせた謎のお土産を持って帰ってきた。この日は拾った花だったが、記念日など旦那はよくお花を買ってきてくれる。

 

 

秋の連休の日、タイに旅行へ。

新婚旅行で夫と世界一周バックパックの旅をして以来、フットワークが軽くなって、連休があるとすぐに海外旅行を計画するようになった。弾丸ツアーになることもしばしば。

 

 

いつかは大好きな海外に移住したいと考えている

タイのパタヤ近くのビーチ。人もいなくて静かな場所だった。
旅行も好きだが、いつかは大好きな海外に移住したいと考えている。

 

(聞き手:カトウ シュン)

 

定住やマイホームには興味がなく、むしろ、もっといろいろなくらしを体験したい。シェアハウスでのくらしや、旅行、ゲストハウスでの体験を通して、どこに行っても大丈夫だと思えるようになった。シンプルライフを極めて、くらしに対するフットワークを軽くしていきたい。