駒ヶ岳に見守られて

「ちゃんと住めるまで 時間はかかったけど、 とても満足している」

駒ヶ岳に見守られて

北海道七飯町大沼

このくらしの主
オオノ アツシさん(46歳)

大阪府出身、北海道七飯町大沼在住。11年前にIターンで大沼に移住。
パソコンの何でも屋(パソコンを売り、設定し、修理し、教えて…)を営む。6歳の男の子のお父さん。
撮影時期:2017年4月~5月

駒ヶ岳を望む寝室で起床

駒ヶ岳を望む寝室で起床。
この日は山の稜線がはっきり見えるほどの快晴。

 

朝食後、息子を保育園に送る。
車で5分ほどだが、歩くと遠い。なので毎朝と夕方、車で送り迎え。

 

 

保育園の通園途中の風景
ここも絶景の駒ヶ岳が望める

保育園の通園途中の風景。
ここも絶景の駒ヶ岳が望める。

 

 

息子を保育園に送った後は仕事の時間

息子を保育園に送った後は仕事の時間。
在宅でパソコン修理の仕事をしているので、家の作業部屋にこもって作業。

 

 

午後は隣町の鹿部まで出張修理。
預かったパソコンを在宅で修理する以外にも、パソコン修理の訪問にも行く。

 

 

五稜郭の辺りの桜が見事に咲き乱れていた

出張修理は函館エリアでも行っている。
このときは函館の桜の見頃。五稜郭の辺りの桜が見事に咲き乱れていた。

 

 

鮮魚はスーパーで買わず、こうして売りに来てくれる魚屋さんから買っている

魚屋さんが魚を売りに来てくれた。
鮮魚はスーパーで買わず、こうして売りに来てくれる魚屋さんから買っている。このスタイルはこの地方ならではかも。

 

 

車で10分の直売所に野菜を買い出しに行く。

大沼にはスーパーがないので、スーパーであまり買うことがない。直売所の方が安くて美味しいし、何より作っている人の顔が見えるのが好き。

 

 

この辺りは歩いて遊びに行き来するような距離感ではない

休日、息子の友達が遊びに来た。
この辺りは歩いて遊びに行き来するような距離感ではないので、友達の家に行くにも親が車で送り迎えする。

 

 

休日は友達を招いてのお好み焼きパーティーも

休日は友達を招いてのお好み焼きパーティーも。
関西出身、かつ実家がお好み焼き屋なので、お好み焼きにはこだわりあり。

 

 

自分にとって大切な時間

仕事が落ち着いたタイミングなどにふらっと半日走りに出たり、数日キャンプツーリングしたりすることもある。
学生のころから自転車が好きで、社会人になってからはバイクに変わった。自分にとって大切な時間。

 

 

冬支度のために薪を仕入れる

冬支度のために薪を仕入れる。

長い丸太を仕入れて、チェーンソーと斧でカットしていく。そうした方がカットした薪を仕入れるより安く済むし、何より楽しい。疲れもするけど、それも心地よし。薪小屋も何とか自分で建てた。

 

 

駒ヶ岳にいつも見守られている自宅

駒ヶ岳にいつも見守られている自宅。

自宅は小澤さんという地域で有名な建築家に設計してもらった。機能的で夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる所などに魅力に感じたのと、小澤さんの「地元のヒトやモノで完結させたい」というポリシーにも共感して依頼した。最初に相談に行ってから住み始めるまでに3年くらいかかった。ちゃんと住めるまで時間はかかったけど、とても満足している。

 

(聞き手:カトウ ミワコ)

 

 

車の運転ができなくなるころまでは大沼に住むつもり。大沼は不便なところもあるが、それを補って余りある魅力がある。住める限りは住みたい。